監査役としての活動
監査役の概要 |
令和3(2021)年6月に市議会選出の尾道市監査役(監査委員)に就任しました。任期は2年ですので、今年4月の市議会議員選挙による改選までとなります。 監査役(3人)は毎月25日に集まり、一般会計及び特別会計、上下水道事業、病院事業の会計責任者や事業管理担当者と各事業1時間ほどの面談を行い、会計資料に基づいた質疑(例月監査)を行っています。 さらに定期監査といって、毎月、たくさんある課の中から抽出した1〜3の課の帳簿類をごっそり、監査事務局に持ち込み、監査事務局員が伝票1枚1枚をチェック、監査役は事務局員からの情報と各課の担当者と面談した情報を合わせて会計処理の問題点などを質疑した後、監査意見を復命書として担当課に伝えています。 そのほか、3,000万円以上の工事が完成(または一区切り)する度に現場へ出かけ、現場監査を行います(その様子の一部を写真で紹介)。また、広島県、中国地方、全国の監査役で組織する連合会などでの勉強会(コロナ禍で出張はなく、オンラインによる会議、研修が少しありました)などがあります。 最初に説明した例月監査では預貯金の動き(前月比)、費目ごとの支出(前年同月比)などをこまめにチェックし、大きな動きについて理由を質す繰り返しを行っています。 |
工事の監査 |
■津田橋橋梁災害復旧工事(下部工一部・上部工) 場所:美ノ郷町三成 契約金額:(変更後)約8,738万円(ほかの下部工事があり全体金額は約1億7,130万円、国の災害復旧支援があり市の負担は約7,370万円) 完成:令和4年11月30日 概要:橋長22.5m、橋上道路幅2.9m。 解説:平成30年7月豪雨で橋が完全に壊れたための復旧工事。「まだかまだか」と地域の人もやきもき、完成前の9月には通行できる状態になり、橋は木製からコンクリート製になりました。 ■千光寺公園頂上エリアリニューアル事業 概要:展望部分全長約63m、幅約3.6m、エレベーター付き。 解説:らせん階段でぐるりと回って上がった展望台は渡り廊下のように一直線。絶景が楽しめます。車椅子の方も上がれるよう山頂ロープウェイ乗り場からエレベーターでも上がれます。 展望台を中心に緑地整備も含めたエリア一体の整備事業費は約4億1,211万円。そのうち国県から支援財源は約1億6,734万円となっています。 ■天満幹線管渠築造工事 場所:天満町 契約日:令和3年7月26日 契約金額:約7,450万円(変更後) 完成:令和4年2月28日 概要:天満地区の公共下水道一部供用開始に向けた幹線管整備。主要部分は直径200mmの管を使い、路線延長は約162m。 解説:遅れている下水道整備を尾道駅北西部の天満町で下水が使えるよう進めています。 ■堤線道路改良工事 場所:向東町 契約日:令和3年2月26日 契約金額(変更後):約2億4,554万円 完成目標:令和5年8月31日 概要:延長157.6m(一部区間)、幅員7.0m。 解説:尾道大橋を向島側にわたって長い下り坂を下って行き着くT字の交差点。渋滞緩和を主目的に十字路となるよう総事業費約10億円をかけ、全長400mの道路を南方向へ新設しています。東西橋を300mほど南に走った場所に交差点ができ十字路になった交差点と接続します。 ■油屋新開排水機場ポンプ増設工事 場所:因島中庄町 契約日:令和3年7月29日 契約金額:約7,685万円(変更後) 完成:令和4年6月30日 概要:既存設備に脱着式水中ポンプ2基(合計35.2?/分の能力)を増設。 解説:平成28年度、同30年度に大規模な浸水被害があった地域の排水設備を能力アップさせる増設。これまでの能力が約2割アップしました。 |
議会から見た尾道市政の動き
2020年4月から2022年12月までの主な出来事
議会改革 |
・議場で賛否のスイッチを押す電子表決を初実施。2022年12月 ・議員の長期欠席に関する取り決めを採択。2022年12月 ・高校生・大学生による学生議会を初開催。2022年8月 ・常任委員会を4委員会から3委員会に再編。2021年6月 ・傍聴しやすく議会傍聴規則を改正。2021年3月 |
福祉生活分野 |
・本庁舎駐車場にPCR検査センター設置 2022年1月 ・渚の交番「SEA BRIDGE]が因島大浜町に完成 2021年7月 ・デジタル防災無線の運用開始 2021年6月 ・新型コロナのワクチン接種開始 2021年4月 ・高須町東新涯地区などを守る災害対策ポンプ場完成 2021年3月 ・生口市民スポーツ広場に体育館が完成 2021年3月 ・災害に備え撮影用ドローンを導入 2021年1月 |
産業建設分野 |
・瀬戸田シトラスパーク再開 2022年8月 ・新青影トンネルが完成、国道317号バイパス供用 2022年7月 ・千光寺公園頂上展望台PEAKが完成 2022年3月 ・シティプロモーションサイト「人と尾道」開設 2021年1月 ・チーム尾道がんばろう応援券事業開始 2020年9月 ・緊急事態宣言で経済活動制限 2020年4月 |
教育分野 |
・家庭学習用モバイルルーターの貸し出しを開始 2022年10月 ・建築シンポジウムin尾道を開催 2022年9月 ・地域交流・防災の拠点となる土生公民館が完成 2021年9月 ・延期した成人式をオンラインで開催 2021年8月 ・尾道市内の小中学校が非常事態宣言で休校 2020年4-5月 |
2016年4月から2020年春までの主な出来事
議会改革 |
・庁舎新築にともない議場も新しくなりました。2020年1月 ・議員定数が29議席から28議席になりました。2019年春 ・議員用のタブレット端末が導入されました。2018年10月 ・一般質問が会派代表制から全議員制に変わりました。2018年6月 ・議会報告会を市内各所で初めて開催しました。2016年秋 |
福祉生活分野 |
・新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を様々実施 2020年 ・尾道市史編纂事業の第1巻を発行 2020年春 ・因島総合支所が新築され開所 2019年9月 ・御調支所が新築され開所 2019年5月 ・西日本豪雨災害の復旧事業と防災力の強化 2018年7月〜 ・百島支所がみんなの家として開所 2017年9月 ・尾道子育て応援スタイルが始動 2017年4月 |
産業建設分野 |
・新型コロナへの経済対策を様々実施 2020年 ・尾道市クリーンセンターのリニューアル完了 2020年春 ・尾道市本庁舎を新築、供用開始 2020年1月 ・尾道港開港850年記念事業を実施 2019年 ・公共下水道の整備対象エリアを見直し 2018年 ・因島消防署(2016年)、瀬戸田分署(2017年)、向島分署(2018年)を新築 |
教育分野 |
・尾道中央認定こども園(ふくしむら内)がオープン 2020年春 ・西藤小学校放課後児童クラブ整備 2020年春 ・向島認定こども園(向島町役場跡付近)オープン 2019年春 ・小中学校の教室空調整備及びトイレ様式化を推進 2018年〜 ・原田、木ノ庄東、木ノ庄西、木頃の4小学校を統合 2017年春 |
2011年5月から2015年4月までの4年間の主な出来事
議会改革 | ・議員定数が3人減の29議席になりました ・議会基本条例が制定されました ・議会の質問方法に一問一答制が加わりました ・議会だよりの発行が始まりました ・議場に国旗、市旗が掲揚されました |
福祉分野 |
・障がいを持つ方にも対応した福祉バスの導入と路線の充実 ・高齢者が安心できる地域包括支援センター(現在6センター)の充実 ・健康診査の受診率向上へ向けた取り組みの充実 ・ウォーキング・体操など健康寿命の延伸策の充実 ・ごみ処理施設の機能維持(今後73億円投資)と更なる運営適正化 |
産業建設分野 |
・国際サイクリング大会が2014年秋に初めて開かれました ・10万人でにぎわう全国仮装大会inおのみちが始まりました ・県道福山尾道線に大きな予算がつき建設が進みました ・太陽光発電システム・住宅リフォーム等助成制度を実施しました ・イノシシ被害防止へ向けた補助金制度等の充実 |
教育分野 |
・美木中学校と原田中学校の統合で始まったスクールバスの充実 ・中学校給食(26年度末で民間配達を含め16校中7校実施)の全校化 ・小・中学校の校舎や体育館の耐震化工事の推進 ・中学校「保健体育」の授業となった剣道・柔道の用具・設備の充実 ・放課後の児童の居場所(児童教室・クラブ)づくり充実 |
写真で活動紹介
工事監査 完成直前の千光寺公園頂上展望台 2022年3月 |
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工事監査 栗原中学校の校舎改修工事 2022年2月 |
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工事監査 日比崎中学校前の道路拡幅工事 2022年1月 |
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ボランティア コロナ禍で血液不足と聞き献血 2021年11月 |
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議場にて 本会議場の議席にて 2022年12月 |
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神社のお世話 久保八幡神社のお手伝い 2022年10月 |
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清掃奉仕 おのみち海の駅で桟橋周辺の掃除 2022年5月 |
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地域奉仕 三成地区にある「さくら山」の草刈り 2022年2月 |
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三成体協 三成地区の町民グラウンドゴルフ大会お手伝い 2022年6月 |
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三成体協 全国仮装大会inおのみちに毎回参加 2012年11月〜 |
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災害現場を報告 西日本豪雨の災害現場20カ所以上を回り、 尾道市行政へ現場を報告 2018年7月 |
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総務大臣室にて 合併特例債延長を尾道市議会議員団として陳情 2014年5月 |
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自民党幹事長室にて 石破幹事長(当時)を表敬訪問、尾道市の現況を報告 2014年5月 |