尾道に3つの夢を集めて

決意表明 命がけの決意

「責任ある政治」と言いながら次世代に巨額の借金を押し付ける政治家がはびこっている現状。エゴのためには奔走するが、政策の実現にはまったく命をかけない政治家だらけの現状。こんな政治家に私たちの大切な未来を託すわけにはいきません。「わしがやらねば、だれがやる!」。そんな思いに突き動かされ、未来に責任ある政治を実現しようと覚悟を決めました。
 田んぼの荒廃は進み、あちこちで草ぼうぼうの田畑を見かけます。「魚が獲れなくなった」という声があふれ、廃船となった漁船があちこちに放置されています。まちかどからは子どもたちの笑い声が消え、廃家が旅人カメラマンの好材料になっています。
 腰の曲がったお年寄りに「もう一度耕してほしい」というのが政治ではありません。血圧が不安定になったお年寄りに「もう一度船に乗ってほしい」というのが政治ではありません。「あいつが、あの子が戻ってくれたらのう」ーそんな切なる願いが実現する仕組みづくりこそが本当の政治です。
 急速に進む少子高齢化。地球環境の破壊。新聞やテレビで何十回も取り上げられる大きな課題です。中には「私がやる」と劇場型パフォーマンスで訴える政治家もいます。しかし「私がやる」と言いながら足元に落ちているゴミすら気にかけない政治家が多すぎるのではないでしょうか。そんな言葉遊びの政治家はもうコリゴリです。
 どんな大きな課題でも解決する答えは現場にあります。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんが子どもたちと暮らす生活の中にあります。私は一人ひとりの夢に耳を傾け、真っ白な心で受け止める?そんな繰り返しでつむぐ「本音の夢」を集めます。反対に美辞麗句で塗り固められた巨大な張りぼて政治にはハッキリと「ノー」を突きつけます。
 私は二十年間の記者経験で本音を受け止める難しさ、あきらめている夢を取り戻してもらう難しさを知っています。一人の夢、二人の夢、三人の夢…例え小さくても周りの人の幸せを願って描いた熱い想いの詰まった夢を集めます。どんなに小さくても心の底から搾り出された「本音の夢」を集めます。どこかで同じ夢を抱く、仲間との出会いを生み出し、「本音の夢」をつなぎ、尾道の大きな夢として実現します。
 私の愛する尾道は豊かな自然に恵まれ、歴史に裏付けられた伝統や文化・芸術を有し、交通の結節点として天の利、地の利、人の利を与えられた魅力いっぱいのまちです。私の愛する尾道は数々の映画やドラマの舞台として登場し、いま、新しい扉の前に立っています。私には扉の向こうに子どもからお年寄りまで笑顔が飛び交う明るく活気にあふれた尾道がハッキリと見えます。
 何卒、尾道を愛する気持ちを私に預けてください。私はそれをエネルギーに変えて必ずや皆さまのご期待に添えるよう、命をかけて取り組む覚悟です。
 二宮ひとし・五十四歳。ひるまず、おごらず、まっすぐに尾道の明るい未来に大きな夢を描いて挑戦します。

                        平成二十三年一月吉日
                        二宮ひとし

                   新たなる決意

「責任ある政治」を掲げて尾道市議会議員とならせていただき、間もなく4年を迎えようとしています。少子高齢化がますます進む尾道で、一体自分に何ができただろうか、と初心を振り返りながら自問自答をするこの頃です。
尾道の人が働く舞台である農業、漁業、商店街、中小企業の抱える課題をどれだけ解決できたのか。熟練者の持つノウハウを新しい後継者にバトンタッチする仕組みはどれだけ前に進んだか。尾道で暮らす若者を増やすため、企業誘致など雇用創出を導く手立てを促進できたのか。
お年寄りや障がいを抱える方の笑顔を増やす福祉は前に進んだか。子どもたちが健やかに育ち、若いお父さん、お母さんが未来に大きな夢を描き、安心して育てられる一層の支援策を講じることができたのか。
いよいよ、しまなみ海道と尾道松江線の縦軸が通り、横軸の山陽自動車道と交わり、名実ともに瀬戸内の十字路となる尾道。この好機をとらえ、歴史文化を蓄積し、新たな誘引力を創造してきた尾道の底力を世界に発信し、住む人が誇りを持ち、物流、人の交流拠点として発展する礎を築くことに怠りはなかったか。
また身近な道路整備、防災、清掃などの地域活動で感じる市民生活の中の不便や課題をこまやかに改善、解決できているか。
私たちが住む尾道は、課題も山積していますが、逆に一つ一つの課題解決を一歩一歩着実に積み上げれば、山の上で輝く朝日のように、大きな夢も広がります。瀬戸内の十字路、豊かな自然、蓄積された歴史文化は、今後、熾烈を極めるであろう都市間競争に負けない確固たる優位を持っています。この尾道のまだまだ磨かれていない底力を引き出せば、必ずや子どもたちに、明るく、真の幸せに包まれた尾道を手渡すことがきると信じています。
私は一つ一つの課題解決に向き合い、着実な道筋をつけるため、これまでの成果に甘んじることなく、この4年ほどで得た貴重な知識、経験、人脈を最大に生かし、尾道市の前進に全身全霊を捧げる覚悟です。

                        平成二十七年四月吉日
                        二宮ひとし